派遣元は国立病院機構・日本赤十字社

http://www.47news.jp/CN/200706/CN2007062601000835.html

5道県に医師7人を派遣 緊急派遣制度で初、厚労省

 厚生労働省は26日、国による緊急医師派遣制度の初のケースとして、近く北海道、岩手、栃木、和歌山、大分の1道4県にある6病院に計7人の医師を送り出すことを明らかにした。

 派遣先は北海道社会事業協会岩内病院(内科)、岩手県立大船渡病院(循環器科)、岩手県宮古病院(循環器科)、栃木県の大田原赤十字病院(内科)、和歌山県新宮市立医療センター(産婦人科)、大分県の竹田医師会病院(救急)。人数は宮古病院が2人、ほかの5病院は1人ずつ。いずれも医師不足が深刻だとして道や県が派遣を要請した。

 派遣する医師は国立病院機構日本赤十字社から選ばれ、8月ごろまでに着任。派遣期間は3−6カ月間となる。

 厚労省は11日、政府、与党がまとめた緊急医師確保対策の一環として、医師派遣のルールを公表。国に派遣を求めるための条件として「過去6カ月以内に休診に追い込まれた診療科がある」ことなどを定めた。
2007/06/26 21:55 【共同通信

http://d.hatena.ne.jp/ririnko0406/20070619/1182222139
で書いたことの続報。どうやらとりあえず国立病院機構日本赤十字社から派遣するらしい。7人の医師をどうやって決めたのか、(もちろんこの記事が出た時点では誰が行くかは当然決まってるんだろうけど)、教えて欲しいもんだ。医師が余っている病院なんてめずらしい。やっぱり厚労省はすごいね。そんな病院を隠し持っていたんだから。
ちなみに3〜6ヶ月の派遣が終わった後の「医師派遣終了後の医師確保に関するアクションプラン」(参考:http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0611-3b.pdfの3ページ目)も派遣先病院はきちんと持ってるんだよね。まさか何の努力もせずに国がずーっと医師を派遣してくれるとは・・・おもってないよねぇ?