認知症ドライバー:8割、運転やめず 医師の勧告拒む−−高知大調査(毎日新聞)

http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/katei/news/20070516ddm041040192000c.html
個人的には納得できる数字。

 上村医師らは95〜05年、同付属病院を受診して認知症と診断され、運転免許を持っていた101人について調べた。このうち医師が運転をやめるよう勧告した患者は87人いたが、聞き入れたのは9人で、71人(82%)は運転を続けていた。残る7人は病状が悪化したため、結果的に運転ができなくなっていた。

 また、勧告をしなかった14人は初診時から重度ですぐに入院したケースなどだが、既に家族の説得を聞き入れて運転をやめていた患者は4人しかいなかった。

認知症でなくても医師の言うことを「理解して」「従ってくれる」患者は3分の1〜多くて半分という印象。
ましてや認知症もちでは期待できないだろう。

事故ったときに火の粉がこっちに降りかからないように記録はやっぱりしっかりしておきましょう。本人だけではなく家族にもしっかり話をしましょうという一つの教訓ですね。

でも、この医療情勢で本人家族への説明とその記録を怠る医療従事者が仮にいたとしたら、その人に情状酌量の余地はないと思うけど。