刑事裁判 目立つ無罪判決 「証拠」に厳しい目(産経新聞)

http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070521/jkn070521003.htm

甲南大法科大学院の渡辺修教授(刑事訴訟法)は「これまではプロ裁判官が、警察・検察が提出した証拠で一応の『有罪』を説明できる程度の証拠があれば、プロ同士の判断として有罪を取っていた。しかし、裁判員裁判が始まると、一般市民の良識から見て合理的な説明ができなければ、無罪とせざるを得なくなる」と指摘する。

医療の民事だと逆なんだよね。一般市民の良識から見て、「無罪とするに」合理的な説明ができなければ、専門的に無罪と説明できても有罪(=損害賠償)となる。
きっとどちらも弱者救済がお題目としてあって、医療裁判では患者=弱者だからだろうけど。そろそろ旧態依然のパワーバランスは変わってもいいと思う。
医療ミスとする決定的な証拠がないのに、90%は救えたはずだとか裁判官に決められてもね・・・。